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[イベントレポート]待望の大型アップデート!dataDiver/dataFerryバージョンアップ特別内覧会を開催しました

シティズンデータサイエンスラボは「データサイエンスを全ての人に」を掲げる株式会社データビークル(https://www.dtvcl.com/)が市民データサイエンスを広めるために発信しているnoteです。

2019年4月19日、都内にてdataDiver、dataFerryの製品特別内覧会を開催しました。

6月3日に大型のバージョンアップをいたします。本イベントはデータビークルの開発パートナーやメディアを対象とした先行イベントで、開発者自らが今回の大型バージョンアップの内容をご紹介するというものです。

代表取締役の油野による挨拶のあと、最高製品責任者の西内が今回のバージョンアップ全体に関する解説を行いました。

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西内は「弊社は2014年に創業して、2015年にdataDiverを発表しました。当時から革新的であるという評判をいただいていましたが、まだまだ先に行きたいと私たちは思っています。データ分析ツールは、実際にデータ分析をしている方からのフィードバックがとても重要です。ユーザ様からいただいた要望をくみ上げて、今回のバージョンアップをいたしました」と切り出し、現在データにかかわる人々が抱えている課題や、それに対するソリューションとしてのdataDiverやdataFerryのバージョンアップについてポイントを解説。

次に、データビークルのエンジニア根津智幸がdataDiverリニューアルについて技術的な側面から解説を行いました。

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dataDiverについては今回のバージョンアップで以下の点が改良されました。

・マルチプロジェクト・マルチユーザー対応
・データ型の自動判別機能とショートカット機能
・データ加工と分析設定の再利用
・10倍以上の大幅な高速化
・スパースモデリングを応用した正確な分析結果
・自動Webログ(デバイス・リファラ)分析機能

開発当初から使い続けてきたアーキテクチャをクラウドに対応するため、大きく改善。高速で軽量なシステムを実現したのがポイントです。

さらにエンジニア藤田大地がdataFerryのバージョンアップについて解説。

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・UIの刷新とUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上
・データのプレパレーション機能の強化(出力結果の再利用など)
・パフォーマンスチューニング(入力および出力処理の非同期化、Excelの読み込み速度向上)

藤田は、現在はまだ実現できていないものの、今後行っていきたいいくつかの機能追加として、データレイク機能、スケジューラー機能、ジオコーディング、テキストマイニングなどを挙げ「2年先などではなく、年内にはこのなかのどれかは必ず実装されるはず。声の大きなものから実際に作っていくことになるので、是非ユーザーの皆さんに意見を出して欲しい」と述べました。

最後に取締役の山崎が具体的な切り替えのタイミングなどについて解説し、本編は終了。

その後、展示されているデモ機を実際に触りながら、来場者の方と弊社エンジニア、データサイエンティストの間で熱心な質疑応答が行われていました。

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データビークルでは、今回のリニューアルを記念したイベントを2019年6月10日に実施いたします。

西内啓による基調講演、より詳しい今回のバージョンアップの解説はもちろんのこと、クレディセゾンCTO 小野和俊氏と西内啓による「バージョンアップ記念ダイアログ」も実施いたします。

ぜひ以下のページからお申込みください!

https://www.dtvcl.com/events/datadiver-dataferry-v2/

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