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企業の意思決定のスピードをさらに加速するデータビークルの新製品「dataDiver TriA」オンライン発表会を開催しました!

2020年6月、データビークルは新商品「dataDiver TriA」(データダイバー トライア)を発表しました。dataDiverがこれまでご提供してまいりました「日本語によるわかりやすいデータ分析機能・予測機能」に加え、予測精度の検証機能、続けやすい料金体系など、データを使ってエビデンスにもとづく意思決定をしたいという企業にとって非常に魅力的な製品に仕上がっています。オンライン新製品発表会の様子をレポートします。
シティズンデータサイエンスラボは「データサイエンスを全ての人に」を掲げる株式会社データビークル(https://www.dtvcl.com/)が市民データサイエンスを広めるために発信しているnoteです。

コロナ禍により高まったデータ分析の意識

2020年6月3日、オンライン上にてデータビークルの新製品発表会が開催されました。冒頭、CEOの油野達也がご挨拶をいたしました。

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「コロナ禍の環境下において、報道により多くのグラフや統計情報を人々が目にしたことで、データ分析への意識が高まっています。同時に、業務のオンライン化が進み、新しいタッチポイントが増加したことで、分析可能なデータ量も増大しているのです。もっと素早く、シンプルにデータを分析するニーズの高まりを感じています」

具体的な打ち手が可視化されビジネスを加速する「dataDiver TriA」

次いで油野は新製品「dataDiver TriA」と新サービス「1stモデリングサービス」の製品コンセプトについて紹介しました。

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dataDiverTriA(データダイバートライア)の”A”はAccuracy(正確)、Adaptive(追従)、Accelete(加速)の頭文字です。

たとえば、月次で売上と粗利を予測する際、分析要素を人間が選択すると、営業日数が少ない2月にも売上が伸長するというようなあり得ない予測をしてしまうことがあります。

また、顧客のリピート率の向上を課題としている際、「年代別カテゴリー別売上実績」のような複雑なグラフを作っても、どのセグメントの客層にアプローチをすればいいのかという具体的な打ち手は見えづらいことが多いのではないでしょうか?

dataDiver TirAを使えば、月次の売上粗利を予測する際、パートナー企業が提供する天候情報データや、季節の催事データなどを追加した上で適切な予測をすることができます。費用は月額15万円/3ユーザーから。

顧客のリピート率向上のためのデータ分析を行う際にも、dataDiver TriAであれば、御社がお持ちのデータを総合的に分析して「19時から20時の間にアクセスした『この人たち』」「土曜日に商品を購入した『この人たち』」というように、具体的に誰にダイレクトメールを打てばいいのか、アポイントをとればいいのかまでリスト化することができます。

サービス導入の当初から専任のデータサイエンティストを配置するのが難しい企業様向けに、今回「1stモデリングサービス」もスタートいたします。dataDiver TriAの導入時に、データビークルやパートナー企業など、データサイエンスのプロが実データを使って初期のモデリングを行うというものです。モデリングを行ったあとは、dataDiver TriAの月額利用料だけで運用したり、さまざまなデータを蓄積する『データレイク』を構築したり、専任データサイエンティストを育成するなど、企業ごとのニーズとリソースにあわせて、自社のデータ分析環境を構築することができます

6月から提供を開始した1stモデリングサービスはすでにお取り組みの企業様もあり、データ分析の導入を模索している企業様にとっては手軽にプロが分析したデータモデルを活用できるサービスとなりそうです。

予測だけでなく「予測の精度」までグラフィカルに検証

油野の講演に引き続きCPOの西内啓が「弊社製品がデータサイエンティストの仕事を自動化できる理由」としてお話をいたしました。

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「データサイエンティストが一番時間をかけているのはデータ加工で、ここに工数の63%が費やされます。企業には業務データが蓄積されていますが、これを分析データにするためには手間がかかります。業務データは仕事が回りさえすればそれで十分で、人事系であれば人事系、営業系であれば営業系と組織ごとに保有していて構わないからです」

このあと西内は、データサイエンティストの業務全体の流れを解説したあと、その業務をいかに弊社製品が自動化したかを解説し、さらに「dataDiver TriAには、予測機能だけでなく、予測の精度をグラフィカルに検証できる機能もついています。説明可能なかたちで予測値を算出し、事業のどこにどのようにリソースを投入するべきか、TriAの機能をつかえば誰もが納得する結果を提示することができるはずです」と新機能について言及しました。

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最後に西内は「厳しいビジネス環境において、売上回復のための大胆な投資やコストの削減が必要な局面において、最適な場所にリソースを投入することが、dataDiver TriAによって可能になります。サービスの導入から、運用フェーズまで、かなり自信のある製品です」と締めくくりました。

最後に参加者と活発な質疑応答を行い、新製品発表会は幕を閉じました。

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(ちなみに、質疑応答の様子が社内slackで「あらびき団に見える」と突っ込まれていたことはここだけの秘密です…)

新機能が追加され、期待が高まる「dataDiver TriA」、ビジネスのさらなるスピードアップのお役に立つはずです。お問い合わせは以下のリンクから!

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